2007-08-26から1日間の記事一覧

『信長 あるいは載冠せるアンドロギュヌス』 宇月原晴明

第11回日本ファンタジーノベル大賞受賞作。 評判に違わぬ傑作。もっと早く読んどきゃよかった。 両性具有の信長が魔術的な力を背景に戦国時代を制していく。一方、1930年のベルリンでは、アルトン・アルトーの著作と三世紀の少年皇帝ヘリオガバルスについ…