2010-01-11から1日間の記事一覧

『バレエ・メカニック』 津原泰水

これはキタね。華麗で変幻自在の語りと新鮮なアイディアで、評判通りの傑作。元々評価の高い作家だが、今回はSFファンにもその存在を十二分に知らしめただろう。 造形家の木根原の当時7歳だった娘・理沙が海辺で溺れ昏睡状態になって9年。創作意欲は減退、パ…