バリントン・J・ベイリー
光のロボット (創元SF文庫)バリントン・J. ベイリー東京創元社発売日:1993-11ブクログでレビューを見る» 『ロボットの魂』に続くさすらいのロボット<ジャスペロダス>を主人公とした作品。 ロボット技術が発達しているものの戦乱が続く不安定な未来社会。…
さてSFマガジンの特集号を読んでベイリーをもっと読みたくなって積読本に手をのばした。‘ロボット二部作’と呼ばれるベイリーのロボットSFの一作目である。 老ロボット師によってつくられた自由意思を持つロボット、ジャスペロダス。さすらいの旅に出た彼は様…
待望の二人の特集号である。エッセイや特集解説をあっさり読み終えてしまうと、前にも書いたように二人いっぺんというのは分量が少なくて残念だなあと感じたのだが、短編がどれも両者の個性が出ていて気を取り直した。 ベイリーとディッシュ。同じニューウェ…
そうそう。もうすぐ出るSFマガジン5月号(3月25日発売)はディッシュ&ベイリー特集だ!二人まとめずに、それぞれで十分な分量の特集を組んでもらいたかった気もするが。いやいやこの際気を鎮めて待つことにしよう。皆さんもお買い逃しなく!
世に驚愕だとかカルトだとか幻とかいわれるSFは数々あれど、『禅銃』のような真の怪作はなかなか珍しい。 斜陽の銀河帝国。人口減少に悩み、知性を持つ動物が社会や子供が宇宙軍に参加している。グロテスクな美容整形や退廃した文化も蔓延し末期的な様相を呈…
a day in the life of mercysnowをみていたらバリントン・ベイリーの訃報が。もう71歳だったんだな。今年はSF作家の訃報が多いなあ・・・。 ベイリーも例によって積読が多く、読了長編は『時間衝突』と『カエアンの聖衣』だけなので、当ブログでは話題にす…