倉阪鬼一郎
『怪奇礼讃』が面白かったので、手に取った。こちらは女性作家限定の怪奇幻想短篇集。全体としてはまあまあくらいかな。(気にったものに○)「追われる女」シンシア・アスキス 「先生、わたし不気味な男に追われている気がするんです」精神科医問診ものですな(…
倉阪鬼一郎ワールドを探求すべく、読んでみた。なかなか粒揃いのホラー短編集である。以下特に面白かったものを。「鳩が来る家」 船乗りだった父が建てた家。両親の死後は朽ちかけて、何故か鳩が群がっている。母親の助言も聞かず、息子もまた船乗りになるが…