ＳＦマガジン10月号＜新しい太陽の書＞読本＆野田昌宏追悼特集

　SFマガジン10月号は＜新しい太陽の書＞読本＆野田昌宏追悼特集。
　＜新しい太陽の書＞読本については監修の柳下毅一郎さん自身がブログに書かれております。用語集など大変充実した内容で、シリーズを読んでいく手がかりが得られそう（現在『新しい太陽のウールス』を読み途中）。若島正さんのエッセイで読解力の高い高校生たちの話にびっくり。わしも年をとった。頼もしい若者がいるものじゃ・・・＜誰？
　野田昌宏追悼特集では今更ながら「レモン月夜の宇宙船」を初読。ご本人と思しき主人公が謎のＳＦマニアと出会うという軽いタッチの作品だが、マニア心理という点で時代を越えているところがなんだかおかしい。