不思議な番組

　旅行に行って偶然変わった番組をみるのはちょっと楽しみだったりする。
　ローカル番組とかローカルCM(川藤が車を腰につけて甲子園観戦を電車にするよう呼びかけるのはいかにもらしかったな)なんかはもちろんそういったものだけど、今回結構変だなと思ったのはe-天気.net。
　スカパー！の24時間天気ニュースをやっている番組で、何種類かの天気予報画面とその下にニュース速報が流れるきわめて淡々としたものなのだが、背景に流れているのが(時間帯によって違うようだが)70年代ロック。基本的に80年代ロック育ちなのでその辺詳しいとはいえないのだが、ある程度は有名曲はおさえているはずの人間なので、選曲がかなり渋いのは分かる。キャロル・キング、イーグルス、リトル・フィート、ジャクソン・ブラウンとかかるのだが馴染みのない曲ばかり。さらにはクリス・クリストファーソン、リタ・クーリッジ、カーラ・ボノフとくる。渋過ぎなんじゃないの(笑)。いや音楽専門番組ではなく、天気予報番組なのだ。超有名曲ばかり流すのがフツーではないか？
　5〜6曲ほどしてよく知った曲が登場！おおお！と思ったらスライのThere's a riot goin' onだった。いやホントの話(知らない方のために書いとくと、これは音のない曲名だけあるものです)。表示間違いかと思ったら数秒の無音の後イーグルスの曲に代わったので間違いではなさそう。むしろiTunesとかに入れた70年代ロックの曲リスト(メジャーな曲をそうとう少なめにしたリスト)をシャッフル演奏にしただけなのではないかとの疑惑も(笑)。
　落ち着かないのでしばらくみていたら、1時間ほどしてスティーリー・ダンのBlack cowが流れようやくよく知っている曲が流れたので安心して就寝。
　どうやらスペース・シャワーTVとの関連があるらしく、マニアックな理由の一因にはだろうけどね。
　ちなみにe-天気.netのサイトはこちら。現在かかっている曲もわかるようになっている(今日も渋い感じだなー)。
　世の中にはいろんな番組があるなあ。