フランシス・ベーコン展@東京国立近代美術館

 

 先日フランシス・ベーコン展に行ってきた。ベーコンについては全く詳しくないので備忘録的断片的に。
 ・全体的にスタイリッシュというか、早期から完成された画風だったのかなあ。

 ・一定の距離を置くことの重要性を意識していたらしい。作品は必ずガラス越しに展示、肖像などを複数に配置する時は間を分断したり(祭壇画のように)。
 ・肉体は拘束された図が非常に多い気がしたが、それなのにバレエや舞踏に影響を与えているのが面白く思えた。
 ・アカデミックな人脈の一方で、奔放に遊び素姓のあやしい若い恋人(ゲイだから男性)を囲いってどこかで聞いた様な話が音声ガイドから入ってきて・・・(ディレイニー?)。
 ・アレルギーで犬を恐れていたらしい。(亡霊の様な犬が出てくる作品がある)
 ・本人は納得いっていないみたいだけど、やっぱりベラスケスを基にした作品は面白かった。

 東京では5/26までです。