映画‘ゴールデン・ボーイ’TV視聴

 ええともう寒い位ですね(苦笑)、夏休みキング映画特集最後。

 教師から一目置かれるくらい優秀な高校生トッドは近所に住む老人が元ナチス高官であることを突き止める。そのことを口外しない代わりに彼がナチスでこれまで行った残虐行為の数々を話すよう持ちかける。怖ろしい告白を聞くうちにトッドは次第に自らの異常性を自覚するようになる一方、老人も過去の嗜虐的な日々に回帰するようになる。やがて奇妙な二人の緊張関係は破滅的な様相を呈していく。

 なかなか面白かった。ブライアン・シンガー監督イアン・マッケラン(ナチス元高官役)出演作品ということからか、ゲイな映画だった。トッド役のブラッド・レンフロも繊細なイケメンでなかなか好演していて二人のやり取りが全体を通じて映画の推進力となっている印象がある。ただちょっと検索すると評価は分かれているねえ。バッドエンディングな感じもよかったけんだが、原作の方が面白いという意見も結構あり。原作読まないとなー。
 ブラッド・レンフロは初めて見た俳優さんで、この時設定どおり16歳で将来有望そうに見えるが、ドラッグでわずか25歳で亡くなっているのが惜しい。wikiの写真は日米とも18歳なのに既に容貌に衰えが感じられるのが悲しい。大和君という日系の息子さんがいるらしい。