交代

 いやあ昨日は世紀の交代劇だったなあ。
 ダルビッシュでどうなるかって書いたけど、日ハム打線がパーフェクトくらうとは。
 それにしても落合。結局どの選手よりも注目を浴びることになるのが、らしい。別にわざとやってるわけでもないのに目立ってしまうところがまあなんとも。
 え、感想?中日ファンはどう思ったのだろう。とにかくTV観戦ではあったが、日本シリーズ初の完全試合という歴史的瞬間を見逃したので大変がっかりしたのは事実である。継投でも初めてだって?いやそれはちょっとな・・・。
 
 もちろん蚊帳の外チームのファンは遠くからのヤジしか言えないけど、一言だけ。
 ワールドシリーズ日本シリーズもあっけなく終わりすぎだぞ!

※追記2009 10/21(なんと2年後の!) その後山井の成績はさえない。結局あの交代劇によって日本のドン・ラーセンになる機会を逸したのではないか。落合監督の「あんな場面でマウンドに登って平然と抑えてきた岩瀬の凄さをもっと評価すべきだ」という発言は低レヴェルの話のすり替えでしかない(交代させなければ岩瀬にそんなシチュエーションは訪れなかったわけだし、問題は岩瀬のことではない)。その談話を引用したNumberWebはアホだ。いやアホなくらいセンスが悪いというべきか。あの交代劇は、プロ野球としてエンターテインメント性を重視する(完全試合達成か失敗かの瞬間を見せる)か勝利を優先するかという重大な局面だった。落合監督は現場の人間だから勝利優先というしかないし、話を逸らそうとするのも理解できる。しかし、その種の本音か政治的か不明な発言を交代劇の是非も問わずに素朴に引用するのは全然ダメだ。

※さらに追記2012 1/29(今度は最初から4年数ヶ月!) これがたぶん最後(笑)。Jsportsの野球好きニューススペシャルで落合と森繁和がその時の状況について話していた。やっぱり血豆が出来ていた山井が自ら降板を申し出て、勝利第一なのは当然だが(中日は53年ぶりの日本一がかかっていた)本人の意思を優先させようとそれぞれ考えていた落合と森はほっとしたということらしい。この話は聞いたことが自体あったんだけど、実際に本人たちが話しているのをみるのははじめて。たしかに本当のようで、それなら落合は関係ないね。それでも意地悪く言えば勝利至上主義の「空気」に負けた山井本人に残念感が漂うなあ。まあ同時代の野球ファンにはかえって名前が記憶に残ったかもしれないけど、記録達成なら歴史に名が残ると思うのだが。いち野球ファンとしてはモヤモヤは結局消えませんでした(笑)。

※さらにさらに追記2013 6/29 最後じゃなかった(半泣)。そして2013 6/28山井はなんとノーヒットノーランをやりとげてしまうのだ、それも横浜DeNA戦で・・・。日本シリーズの交代劇について森元コーチから言及あり。森氏はデニキの相談相手みたいだし、発言への信頼度は当ブログとしては高い。いやもう参りました。これまでグダグダ書いてごめんなさい!山井さんあんたは凄い投手だ!