2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

SFマガジン2011年3月号

思いついたように時々書くSFマガジンの感想(苦笑)。今号は2010年度英米SF受賞作特集。なかなかユニークな作品が並んでいる。特集の作品だけとりあえず。「島」ピーター・ワッツ 冷凍睡眠から覚めると、宇宙船の前方に危険が。ひねりは効いているがそれほどイ…

新装bmrと丸屋九兵衛編集長

bmrといえばR&B系の老舗雑誌であるが、ヒップホップあたりは含まれるものの王道のタイプのアーティストが並んで真の愛好家が集っている印象があってほんの時たま買うだけであった。ところがいつも愛読させて頂いているzhimuqingさんのブログでbmrが新装した…

ビルボードライブ東京に2回行ってきた〜ロス・ロボスとP-Funk〜

たまたま近い期間にビルボードライブ東京に行きたいアーティストが2つ登場。1/19ロス・ロボスと1/22ジョージ・クリントン&Parliament/Funkadelicを観てきた。 ビルボードライブ東京はなかなか独特な会場で、いわば高級なライブハウス。アーティストかぶりつ…

SFファン交流会1月

初めて行ってみた。今回は2010年SF回顧(国内編)。ゲストは森下一仁さん、大森望さん、日下三蔵さん。 いや昨年はほとんど国内小説(SFに限らず!)の新刊を読んでいないんだよなあ。短編の方はちょっと読んだんだけど。そういう意味では今ひとつな立場だが…

『クリプトノミコン1 チューリング』 ニール・スティーヴンスン

クリプトノミコン〈1〉チューリング (ハヤカワ文庫SF)ニール スティーヴンスン早川書房発売日:2002-04ブクログでレビューを見る» 全4巻の1冊目。 暗号解読をテーマに第二次大戦中と現代の話が平行されて語られる。大戦中の方はさらにアラン・チューリング…

『エステルハージ博士の事件簿』 アヴラム・デイヴィッドスン

エステルハージ博士の事件簿 (ストレンジフィクション)アヴラム・デイヴィッドスン河出書房新社発売日:2010-11-16ブクログでレビューを見る» 不思議な小説である。 時は19世紀と20世紀の変わり目、東欧の架空の小国で起こる常識外の不可思議な8つの事件を、…

映画‘ソーシャル・ネットワーク’

評判がいいので早速観てきた。facebookを立ち上げたマーク・ザッカーバーグに関するノンフィクションを元にした映画である。 コンピュータに精通した天才マーク・ザッカーバーグはハーバード大学の学生。人づき合いを重視するタイプではなく、ある日心ない発…

野球小僧2月号

現在の経営やチーム作り・移転問題どこをどうとっても明るい希望の持てないベイスターズファンにとってはドラフトネタ中心の野球小僧すら暗澹たる気持ちにさせる雑誌の一つに過ぎない(ウィークポイントを持つ選手やOBにあえてそのことをインタビューするネタ…

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。 例によってレイアウトを正月っぽくしてみました。 今年もよろしくお願いいたします。

映画‘キック・アス’

さて挨拶もそこそこに大晦日に観た映画について。‘キック・アス’。 主人公の平凡な(ダメ)高校生がヒーローに憧れ、無謀にも活動をはじめるも(当然ながら)半死の目にあってしまう。しかし懲りない彼はひょんなことから世間の注目を浴び、本物のヒーローの父子…