2010-01-01から1年間の記事一覧

今年も終わり

あれあれもう大晦日だ。 今年は読書量が減っちまった・・・。大好きな短編アンソロジーしかもSF系が沢山出たのに大部分手付かずorz なんとかミエヴィルのThe city & the cityを最後まで目を通せたというくらいが個人的な達成感の残った読書の一年だったかな…

ミステリマガジン2011年2月号

というわけで特集短編だけ読了。チャールズ・ボーモント「ホラー映画の恐怖」(エッセイ) これは既に言及したけど訳者に思わずニヤリ。レイ・ラッセル「これは本心からいうんだぞ」 売れないシナリオライターに舞い込んだおいしい話とは。映画がらみハリウッ…

ボーモント祭り(プチ)

ミステリマガジン2月号は特集‘PLAYBOYが輝いていた頃’。特集のタイトルをtwitterで目にして、以前からPLAYBOY誌に載っていた短編を高く評価していた若島正先生によるものかなあとすぐに思ったがその通りだった。まだ読み始めたばかりだが、ボーモントによる…

メリー・クリスマス

遅れたけどいい曲が見つかったので。 こっちは殿方向け(笑) みなさんにいいクリスマスがおとずれますように♪

『NOVA3』書き下ろし日本SFコレクション 大森望責任編集

NOVA 3---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)大森 望河出書房新社発売日:2010-12-04ブクログでレビューを見る»とり・みきの万物理論が入ってることを知り、NOVA2をとばしてこちらを先に。これも読み応えのある作品が並んでいる。「万物理論[完全版]」…

speculativejapanの「アジアの岸辺」往還記

speculativejapanに高槻真樹さんによる「アジアの岸辺」往還記が載っている。 想像を喚起する文章と写真でコーフンするよ。 素敵だけど正直うらやましい方が強かったり(笑)。 一度こんなNWSF旅行をしてみたいもんだなあ。SF大会の東京巡り(行ってないけど)の…

‘The City & The City’ China Mieville

The City and the CityChina MievillePan Books発売日:2010-01-01ブクログでレビューを見る»追記 以下ネタに触れてるので一部色を変えます。→ 予備知識少なめで挑戦したが撃沈。というわけで洋書で困ったときはめっちゃ頼りになる(いろんな名前を持っている…

瀬名秀明のクーンツ入門

翻訳ミステリーシンジケートに瀬名秀明先生の熱いクーンツ紹介文が登場。 こういう紹介者の情熱が伝わってくる文章好きだなあ。燃えるよなあ(萌えるじゃなく)。クーンツは全く読んでいないんだけど、めちゃくちゃ読みたくなってくるよ。瀬名先生って写真とか…

DVD‘メロトロン・レジェンド’

メロトロン・レジェンド~チェンバリンとメロトロンの数奇な物語~[DVD]ディアナ・ディルワースアップリンク発売日:2010-12-03ブクログでレビューを見る»プログレや楽器には疎いが、「昔使われた最新楽器」というレトロフューチャー的な機械っぽい匂いがする…

第22回SFマガジン読者賞

2010年1月〜12月号のSFマガジン掲載作品の人気投票を行なうもの。海外・国内1編ずつ選ぶ。イラストレーター部門もあるがいつもよく分からないので棄権。 短編のほうもあんまりちゃんと読んでいるとはいえないが・・・。今回は気に入った作品が揃ったので投…

『模造記憶』 フィリップ・K・ディック

新潮文庫のディック短篇選集はたしか3冊あって、他読了した『悪夢機械』と未読の『永久戦争』。これまたディックらしい短篇集だ。「想起装置」 いわゆる精神科医もの(主人公が精神科医にかかって「変な夢を見るんです」とか相談する場面から始まるパターン)…

映画‘極悪レミー’

中高時代はメタル軍団の一員だったので、モーターヘッドのレミーの映画となれば観に行かねばなるまい。 土曜日午後2時の回だったが小さい劇場ながらほぼ満席。さすがの人気である。 この映画はモーターヘッドのリーダー、レミー・キルミスターのドキュメント…

『オルガニスト』 山之口洋

ドイツの音楽大学ヴァイオリン科助教授である主人公の元に、友人からある新進のオルガン奏者の演奏を評価できる人物を紹介して欲しいとの依頼があった。高名なオルガン科の教授とは友人であった彼の天才的な弟子を通じて以前交友があった。しかし、いまや失…

ゼロ年代SF100と私的ベスト

大森望さんによるゼロ年代SF100選。SFファンとしてはついつい数えちゃうもの。こちらがゼロ年代SFチェッカー。 日本19翻訳28だった。 アンソロジーを除いてベスト5選んじゃうか(選ぶにはちょっと読了比率が低いけどねー)。 日本 1.ハーモニー(伊藤計劃) 2.…

FA

森本ひちょり来るのか―♪ ハマってくれれば活気をもたらしてくれる貴重な存在になりそうなので期待しちゃうなー。球場へ足を運びたくなるよ。 一方内川の人的保障も気になるな。左腕取れ!※ひちょり、新庄のメールで決断!という見出しを読んで、新庄偉いぜ!…

文学館など散歩

所用があったので鎌倉に出て、そこから散歩。 吉屋信子記念館の入り口。ここに限らず街中の紅葉はまだだなあ。 鎌倉文学館。今日は横から。企画展は「川端康成と三島由紀夫 伝統へ、世界へ」。二人の直筆の原稿などが置いてあるのだが、字体の違いが面白い。…

CKBインタビュー 高橋利光編

いやいやすっかり忘れていた!MUSICSHELIFのCKBインタビュー。 ヨンさまこと高橋利光編。若い頃からバブル時代の音楽ディレクターやアレンジャーをやっていたというちょっと意外な過去。そこから数奇な運命を経てCKBへ参加。いろんな出来事や縁があって現在…

『人獣細工』小林泰三

人獣細工 (角川ホラー文庫)小林 泰三角川書店発売日:1999-12ブクログでレビューを見る»部屋を整理していたら読みかけのこれがでてきた(笑)。「人獣細工」父親に何度もメスを入れられた病気がちの娘。父の死後自らの秘密に気づく。彘(ぶた)っていう字にイン…

『ひかりごけ』武田泰淳

ひかりごけ (新潮文庫)武田 泰淳新潮社発売日:1992-04ブクログでレビューを見る»知り合いにすすめられたので読んでみた。どれも重い題材を扱っている感じだが、小説としてはなかなか面白い。「流人島にて」少女を連れてH島に向かう主人公にはある目的があっ…

『エンダーのゲーム』オースン・スコット・カード

エンダーのゲーム (ハヤカワ文庫 SF (746))オースン・スコット・カード,野口 幸夫,Orson Scott Card早川書房発売日:1987-11ブクログでレビューを見る»宇宙からの侵略者を撃退すべく、地球では子どもたちの中から優秀な司令官を育成するプロジェクトが行われ…

『イニシエーション・ラブ』乾くるみ

イニシエーション・ラブ (文春文庫)乾 くるみ文藝春秋発売日:2007-04ブクログでレビューを見る»話題の本、遅ればせで読了。ぼんやり読後したらよく意味が分からず、いろいろ本のあちこちを参考してようやく仕掛けに気づいた。で騙されたんだけど、ものすご…

『人生の奇跡』 J・G・バラード

昨年亡くなったバラードの待望の自伝が出た。早速購入して読了。 自伝的小説『太陽の帝国』でも描かれているように、彼の作品世界は少年時代の第二次大戦前後の上海租界の風景にある。疫病・貧困・戦乱によりあらゆるところに死が蔓延した光景、暴力的な日本…

ノッサンは

ノッサンのブログは各所のお店が登場するのだが、個人的にむか〜しから馴染みのメーヤウが出てきたのでちょっとびっくり。まあ今や有名店なんだけどそれにしてもいろんなところに行ってるなあ。

『バッキンガムの光芒 ファージング?』 ジョー・ウォルトン

さてファージング最終巻。 今回の舞台は1960年。相変わらず抑圧されたイギリス。主人公カーマイケルは監視隊(イギリス版ゲシュタポ)の隊長になっている。もう一人の主人公はそのカーマイケルが後見人になっている18歳の娘エルヴィラ(なんとカーマイケルがお…

横浜破談

住生活グループとの交渉が破談してTBSが来年も保有、ってなんじゃそりゃ。 TBSの読みの甘さとかプロ野球チームが利権などしがらみでがんじがらめで不自由な事が確認できただけじゃん。 横浜から移動しなけりゃそれでいい、とはとても思えないが・・・・※追記…

中日が日本シリーズ進出

落合監督はホントに凄い。あらためてそう思った。決して十分とはいえないあの戦力で勝つのだからなあ。谷繁ファンとしてもあの年齢で結局第一捕手の地位で結果を出したことはうれしい限り。谷繁が監督になったら中日ファンになるかも(笑)。※追記 大リーグで…

映画‘ベンダ・ビリリ!〜もう一つのキンシャサの奇跡’

渋谷シアター・イメージフォーラムで観てきた。日程の関係で昨日しか行けなかったのだが、結果的に初めて生ピーター・バラカン氏を見ることも出来た(笑)。 映画の方は障害を持ちながら決して音楽による成功をあきらめない不屈のリーダー‘パパ・リッキー’が、…

スタッフ・ベンダ・ビリリ@よこすか芸術劇場

以前から江ノ電の中づり広告を見て、横須賀に来るこの人たちいったいどんなミュージシャンだろうなあと思っていた。ツイッターで評判になっているので、ググったりしたらワールドミュージック界で昨年から話題になっていたことに気づいて、近いし席が開いて…

『時の娘』ロマンティック時間SF傑作選

中村融さんのアンソロジー。すぐ購入したのだがちょっと遅れて読了。 ロマンティック時間SFっていうと梶尾真治「美亜へ贈る真珠」とか映画「タイムアフタータイム」とかの印象かなあ。確かにそういった甘酸っぱい青春ものの香りがする作品もあるが、技巧的だ…

ロイ・ハラデイ、プレーオフ初戦でノーヒットノーラン

野球で連投(笑)。 フィリーズのロイ・ハラデイがレッズとのプレーオフ第一戦でノーヒットノーラン。ハラデイは5月に完全試合をしている。 すげえなあ。こんな怪物がいるのがメジャーの面白さ。ハラデイってちゃんとピッチング見たことない。見たいけどどっか…