2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

映画‘カポーティ’

映画‘カポーティ’を初日から観にいった。(とりあえず観にいくのに多少時間のかかる地域に住んでいることを告白しておく) 正直客の入りは初日にしては今ひとつ。うーん大丈夫なんでしょうか。 で、肝心の出来なのですが可もなく不可もなくといった感じ。フィ…

『夜の旅その他の旅』 チャールズ・ボーモント

異色作家、という言葉のイメージにぴったりの作家だろう。多ジャンルが混在した作品、TVシリーズ《トワイライト・ゾーン》の中心脚本家、アンソロジストでもあり、精力的な活躍の最中に若年性アルツハイマーでわずか38歳で逝去という劇的な生涯。 本書その…

クレイジーケンバンド!!!

♪さあのうずは今 GALAXY中♪CKBです。今回も最高です。何を書くことがありましょうか。ヨコハマ出身のファンク好きとして、同時代に生きる喜びをひしひしと感じます。いつも有難う!

『グラックの卵』 浅倉久志編訳

これは嬉しい♪肩の凝らないユーモアSFが並んでおり、楽しい。楽しいんでひとつひとつコメント。「見よ、かの巨鳥を!」 宇宙から巨鳥が飛んでくるというそのまんまの豪直球バカSF。 50年代なのに不思議と古く感じない。「ギャラハー・プラス」 酔った時だけ…

『グリュフォンの卵』 マイケル・スワンウィック

全体的に、ジャンル意識と(イラク戦争に異を唱え署名運動した)良識派の信念が感じられる短編集。自分としては、プラス卿とダージャーのコンビのスチーム・パンク風ピカレスク「犬はワンワンと言った」と〈マルコビッチの穴〉風の前半から壮大なSFになる「時…

『壊色』 町田康 と ひでお

町田康ははじめて読む。友人からもらったのだがいったいどんな人間と思われているのか。それはともかくも散文のような詩のようなミュージシャンらしいリズム感のある文章が並ぶ。無理やり分けるとすれば第一章と第二章はエッセイ、第三章は日記、第四章は・…

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ただいまブログ移動中・・・ 移動完了です!意外とメンドいですね。さて不具合などなければよいのだが。追伸:←象の鼻あります

『ページをめくれば』 ゼナ・ヘンダースン

名前をひらがなに変えました(深い意味はありません)。 ゼナ・ヘンダースンといえば「なんでも箱」だが、初読時にはよくある話でさほど傑作とは思えなかった。その頃は誰に言われたわけでもないが、とんがったものや小難しいものを評価している方が何となく…