2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

初めてのSFマガジン(1980年5月号)

最近本がなかなか読めないので、レトロネタでお茶を濁す。 早川書房のSFマガジンが50周年ということで、記念特大号(のPart?、現在読み途中)が出ていて、記念アートブックももうすぐ発売でそのイベントも開かれている(ハヤカワオンラインにリンク先がな…

銭湯2

2といってもなんのことはない、また金春湯(こんぱるゆ、というそうですよ。由緒ある名前だそうで)の話。 今日はなんと百円!第二、四の金曜日は百円だそうだ。ツイている。 ロッカーは48番。また同じだったら面白かったんだけどな。番台のおばあさん、さす…

銭湯

唐突だが、家の風呂が工事をすることになり、銭湯に行くことになったのである。 すぐにのぼせてしまうのでサウナは苦手で、リーズナブルなこともあって銭湯にした。 行く先は、知る人ぞ知る金春湯。 ここは凄い!何が凄いって、銀座にあるんだよ! ネオンに…

『ポジオリ教授の冒険』 T・S・ストリブリング

途中まで読んでそのままになっていたことに気づいて、ようやく読了。『カリブ諸島の手がかり』のポジオリ教授シリーズ(講師だったり肩書は、あいまいのようだ)。そういえば今年も夏に読もうとしていたんだっけ。あっさり季節が過ぎてしまった。「ベナレス…

『田園の憂鬱』 佐藤春夫

名のみ知っていた佐藤春夫を読んでみた(有名なのは「小田原事件」でしょうか)。 都会を嫌って田舎のあばら家に住むことになった若い主人公(芸術家?)とその妻。美しい風景に心を奪われる主人公であったが、犬を飼う習慣のないその村の酔っぱらいに愛犬を…

ちょっと前の散歩の写真

先々週末に由比ヶ浜大通りのあたりを散歩してきた時の写真。 実際は大通りより鎌倉文学館に近い方の細い通りなのだが、初めて行くお目当てのお店があったよ!ここは・・・ こけしのマトリョーシカ、コケーシカのお店なのだ!ショウウィンドウに並ぶコケーシ…

美しい夕焼け

雨上がりだったこともあり、今日の夕焼けはきれいだった。ここ最近では一番だったかなあ(平日は分からないけど)。 今日は雲がきれいだったなあ。 風は強く、まだ波は高かった。 空の色が刻々と変化していた。 まだまだみていたかったけど、少し寒くなって…

SFマガジン12月号 秋のファンタジイ特集

いつもはちゃんと読んでいないSFマガジン短編、特にファンタジイものは・・・だが、ちょっと気が向いて、特集の四編を読んでみた。「最後の粉挽き職人の物語」イアン・R・マクラウド 風と共に暮らしてきた粉挽き風車職人のネイサン。穏やかな日々は移りゆ…

『フロム・ヘル』 アラン・ムーア作 エディ・キャンベル画

読みましたよ、取り合えず本編だけだけど(<付録>はまだ)。いやこれは名作。スケールのバカでかい強力な妄想力から生まれたとんでもない作品。切り裂きジャックの事件については全くといっていいほど知識がなかったし、異常な分量を誇る<付録>もちらっ…

ワールドシリーズ終了

短距離打者好きの当ブログ主だが、さすがに今回の松井にはびっくりした。詳しくないので印象だけだが、常時先発ではない立場の野手がワールドシリーズのMVPになるなんてあまり例がないのではないか。もちろん重要な場面で本塁打を打ち打点を上げつづけたのだ…

昨日の散歩

昨日は寒かったけど、天気がよく景色がきれいだった。近所の山を散策。 写真を撮っていたら、近所のおじさんが左が大島で、右が利島(としま)ではないかと説明してくれた。間の島はよくわからないとのことだが、そこまで見えるのは珍しいらしい。 山道はす…

映画‘母なる証明’

結構好きなんだけど初めて劇場で観るポン・ジュノ映画。 女子高生猟奇殺人の犯人にされてしまった息子の無実を証明するためにたった一人奔走する母の物語。 犯人探しという点では‘殺人の追憶’を、家族の絆を描いたという点では‘グエムル’を思わせるが、実は…

『機械・春は馬車に乗って』 横光利一

気まぐれに古本市で見つけて読んだが結構面白かった。どの作品も青空文庫で読めるみたいだけどまあ100円だったからいいか。「御身」 姉に生まれた娘が可愛くて仕方がない弟。それなのに懐かないという話。あんまりウェットな感じが無い文章が読み易く、結構…