2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

追憶のチープ・トリック

わが青春の(ああなんと恥ずかしい響き!)SF映画は‘ブレードランナー’であった様に、わが青春のロック・バンドはチープ・トリックであった。毎号、ロックやソウルなどで特定のバンドやジャンルなどに焦点を当てて特集を組むスタイルのレコード・コレクターズ…

初勝利おめでとう

今度はこれまた横須賀でみた鉄ちゃんルーキー小林太志が初勝利。ヒットを打たれながらも粘ってというパターンはその時と同じみたい。低迷から脱却してるとは言えないし、寺原のスクランブル気味の登板も不安を誘うけど、とりあえずなんだか得した気分ではあ…

『スターシップ』 宇宙SFコレクション? 伊藤典夫・浅倉久志編

日本編集の海外SFアンソロジーを出そう、ということで1985年に新潮文庫から出された宇宙SFコレクションの2冊目。好評だったらしく、続いて1987年に時間SFコレクションが出ている。それら三冊のうち、唯一持っていなかった本書を偶然通りかかった古本市で目に…

なんとなんと

連敗を脱出したと思ったら、この間シーレックスで苦しんでいた川村がセーブ。世の中わからないもんだ。こういうのがファームの試合をみる面白さなのかもね。

映画‘エンジェルス’TV視聴

相変わらず横浜は負け続けているわけだが、癒されたい気持ちから、ちょうどNHK−BSでやっていた低迷球団が天使の力で奇跡の優勝を遂げる映画‘エンジェルス’観る。 実在のMLB球団が低迷から一転して快進撃をするという話は‘メジャー・リーグ’(インデ…

`Fragile Things' Neil Gaiman

下手すると1年近くかかったような気もするし、最初の方の内容はもう忘れてるし、邦訳のあるものは飛ばしたり(邦訳あっても読んでないものはこっちで読んだり)してるけどともかくもようやく読了。ゲイマンの短編いいですねえ。ゲイマン(もまた)ちょっとしか読…

そういうことではないはず

人気回復とか、補強とかってそういうことではないはず。 本当だとして、はたして野茂の偉大なキャリアへもちゃんと敬意を払ってることになるのだろうか。

どん底は果てしなく、そしてヴァンス

いつまで続く横浜負け地獄! オレはともかくこれだけの野球愛を持ったノッサンをこれ以上泣かせないようにして下さい。 と暗澹たる気持ちだったが、全く関係ない情報で少し気を取り直した。でもヴァンスで三巻ってマジですか!?

ウラシマ効果

いや単に時間が経つのは早いなというだけのネタ。 用事があって台場に行った。かれこれ10年ぶりくらいである。ゆりかもめの窓の外、海に浮かぶビルに夕闇の雨のなか照明が灯り始め、月並みながら未来都市のような光景にしばし見とれていた。こんな風景だった…

『グランダンの怪奇事件簿』 シーバリー・クイン

怪奇探偵物はおそらくその筋の人が列挙すればいくらでも出てくるのだろうが、それほど詳しくないので、津原泰水の『蘆屋家の崩壊』が真っ先に思い浮かんでしまうぐらいだ(アレは面白かった!)。さてさて1920〜30年代の‘ウィアード・テールズ’で書かれていた…

どうなんでしょ

ちまたにエド・はるみの芸名が江戸アケミから来ているという噂があるが、さすがに違和感があるなあこれ。 とりあえずじゃがたらと江戸アケミについてはこちら

意外なところに

昨日NHK教育で大西巨人の特番をみた。大西巨人といえば息子の赤人も作家として知られている。手元に本がないのだが、筒井康隆の日本SFベスト集成でも解説で言及されてたことがあると思う。一冊なんか読んだ記憶がある(残念ながら内容は覚えていない)。 …

『夢幻会社』 J・G・バラード

というわけで『夢幻会社』を読む。訳者の解説によると、タイトルは意味だけでいえば『限りない夢の仲間』といった訳が適切らしい。大変面白く、興味深い作品である。 主人公ブレイクは医学生時代に死者の復活を図ろうとしてドロップアウトし、飛行や暴力に取…

初めてのシーレックス

ぶらりと追浜に湘南シーレックスを観にいく。実はシーレックスの試合を観るのは初めて。それどころか二軍の試合を観るのも初めて。試合はシーレックスVS読売。 以前のことは知らないが、意外とショーアップされていて思ったより賑やかだった。対戦チームへの…

グラインドハウス!

昨年見逃した“デス・プルーフ”&“プラネット・テラー”だが、幸運なことにとあるトーキョー・グラインドハウスで両方観ることが出来た。DVDにならないというヴァージョンは観られなかったことになるし、こうした鑑賞を意図した訳ではないものの、結果的に二番…

『Boy's Surface』 円城塔

読み終えてなんかいいたいんだけれどもいうことがない。 短編集なのだが、それぞれの短編が何の話だかよく分からないのである。それでも表題作は盲目(盲視?)の天才数学者の恋愛物語という筋という枠が感じられるが。 人を落ち着かなくさせる小説である。基…