2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ファンキー・キャンディーズ

さてキャンディーズのカヴァーがすごいといっていたが、またyoutubeみていたら彼女たちがホントにR&Bやファンクが好きなことが分かって嬉しくなり、もう一つ記事を書こう(いちおうこれでおしまい) 間にスティーヴィーの映像が入るところがご愛嬌。いやーミキ…

キャンディーズ

アイドル全盛時代に育ったんだけど、基本的にアイドル文化になじめないものがあって、そのよさや面白さを分かっている感じがどうもしない。 そうはいっても、まあ今と違ってヒット曲というものは国民の大部分が歌えるような昭和の時代だったからいろいろ記憶…

『ハーモニー』フィリップ・K・ディック賞の審査員特別賞を受賞

伊藤計劃『ハーモニー』の英訳がフィリップ・K・ディック賞の審査員特別賞を受賞。 素晴らしい。そしてあの傑作がこれを機会により幅広い世界にはばたいていく可能性が高くなったことを喜びたい。 アニメや漫画が注目を集めているとはいえ、日本のSFを本格…

『白檀の刑』 莫言

なかなか凄まじい小説。 舞台は西太后の君臨する清朝末期。租借地で傍若無人のふるまいをするドイツ兵に女房子供を殺された孫丙(猫腔=マオチャンという地方芝居の座長)は復讐の鬼と化し私兵を集ってドイツ兵を襲撃。事態の収拾を迫られる政府だったが、当の…

春の椿事

ああまさしく。 終わりなのか?ほんとにこれで今シーズンは終わりなのか?>横浜追記 最初の勝ち越しは単に中日が弱かっただけなのかな。実にらしくないね。さらに追記 やっぱり終わったようです。

bmr2011年5月号 アフロフューチャリズム特集

丸屋九兵衛編集長によるリニューアルbmrだから予想してしかるべきだったが。 いや〜キましたよアフロフューチャリズム特集!ブラックミュージックの宇宙/未来趣味については以前から興味があって、こんなものについて書いたこともある。今回もツボを見事に…

もう一度『ファン・ホーム』について

先日、『ファン・ホーム』について書いたけど、あらためて考えてもすごい作品だと思うのでちょっと補足。(多少のネタばらしになってしまうので、興味のある方は是非作品の方を読んで下さい) この作品の特徴は文学作品からの引用が目立つこと。ともするとそ…

『緋文字』 ホーソーン

緋文字 (新潮文庫)ホーソーン新潮社発売日:1957-10ブクログでレビューを見る»ひもんじ、と読むのか。知らなかったぞ。姦通を題材にしたちょう有名な小説。1850年の作品らしい。17世紀独立前の米国、ニューイングランドのピューリタン社会。姦通の罪を犯した…

映画‘ファイナル・カット’

CSでやっていた近未来SF映画。 脳に移植されたマイクロチップに人生の記憶が全ておさめられる未来社会。その記録を元に葬式時のメモリアル映像を編集する主人公には自身に忌まわしい記憶があった。 大層地味な作品(笑)。滅茶苦茶ひどくはないけど、ふーん…

『キック・アス』 マーク・ミラー

キック・アス (ShoPro Books)マーク・ミラー小学館集英社プロダクション発売日:2010-11-19ブクログでレビューを見る»ぼんくら高校生が突然ヒーローを志すうちに真の凄腕ヒーロー父娘と出会う、昨年公開された話題の映画の原作。さすがに原作だけあって、映…

『ファン・ホーム ある家族の悲喜劇』 アリソン・ベクダル

ファン・ホーム 〜ある家族の悲喜劇〜アリソン・ベクダル小学館集英社プロダクション発売日:2011-03-16ブクログでレビューを見る»副題にあるように家族についてのことが描かれているコミックである。柳下毅一郎さんがブログで紹介していることから、フツー…

『セルロイドの息子』血の本? クライヴ・バーカー

セルロイドの息子 血の本(3) (血の本) (集英社文庫―血の本)クライヴ・バーカー集英社発売日:1987-05-20ブクログでレビューを見る»<血の本>はいちおう全部読もうと思っているのだが、?から4年近くたってしまった。果たしていつ最後までたどりつけるのだろ…

『出てゆく』タハール・ベン・ジェルーン

出てゆくタハール・ベン ジェルーン早川書房発売日:2009-02ブクログでレビューを見る»新宿の紀伊國屋書店で昨年行なわれた‘文学ワールドカップ’で買ってみた本。モロッコ出身作家によるモロッコに関する小説。学歴を得ても仕事のない主人公アゼルはスペイン…