2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

映画‘イースタン・プロミス’

なんだか地味に公開されていて慌ててみにいったクローネンバーグの新作。とはいってもこちらちゃんとしたクローネンバーグのファンというわけではなく興味を持ったのはここ数年。ただ前作の‘ヒストリー・オブ・バイオレンス’が傑作で、これまでのグロテスク…

『細雪』 谷崎潤一郎

で、京都・神戸紀行とからめて気まぐれに古典に挑戦というわけで『細雪』を読了。映画やドラマで知られている作品であり一方作者も超高名なので、特に意識はしていなかったものの漠然と内容にイメージがあった。印象に残った点。・よく女優が4人並んでいる写…

京都・神戸をゆく〜そして神戸編〜

タイトルが古いですかそうですか。神戸編といってもこちらはあまり時間がなく、新神戸駅のメジャーどころを少々。 新神戸駅前で一枚。ここを撮ったのには理由がある。以前読んだ『東京の「地霊」』の著者鈴木博之による『日本の“地霊”』(‘川の運命−谷崎潤一…

のっさんに同感

このあいだ小池が横須賀にいるのをみた時はちょっと意外な感じがした。現在中日で頑張っているのは悪いことではないが、のっさんの意見には全く同感だ。ほんとうに丸損じゃ困るよ!

京都・神戸をゆく〜南禅寺・知恩院など編〜

さて京都では他に廻ったところもあるが、比較的余裕を持って見られた南禅寺と知恩院の写真を。禅宗の臨済宗南禅寺派の大本山ということで広い広い。坂道も多くて結構頑張らないと廻れませんよ。こんな逆光の写真じゃなくて三門を撮っときゃよかった。 その三…

『斜め屋敷の犯罪』 島田荘司

時々びっくりしたくて無性にミステリー(新本格とか)を読みたくなることがある。その場合びっくりするのをあらかじめ期待して本を手に取るわけで、びっくりしないとがっかりすることになる。もっとびっくりさせてくれ!もっとだ!という要求に応えなくてはい…

京都・神戸をゆく〜植治の庭 後編〜

さて後編、まずは洛翠庭園に向かう。 ここも現在は旅館。庭だけみることも出来るし(有料)、庭とお茶を楽しむことも出来るし、食事をするというチョイスもある。今回はせわしない無粋な旅行者のなので、庭だけ。もとは明治の実業家藤田小太郎の本宅だったらし…

「はるかな響き Ein leiser Tone」 飛浩隆

6人の作家による短編、エッセイが随時ウェブマガジンで配信されるというTORNADE BASE話題の企画‘answer songs〜作家と科学者の対話が生んだ短編’の配信が始まったことをThornさんのところで知る。第一弾は飛浩隆!配信期間が決まってるというので直ぐ読んだ…

京都・神戸をゆく〜植治の庭 前編〜

所用にからめて先週京都と神戸を観光。タイトルのように今回のテーマは庭園。鎌倉園がらみからにわか日本庭園ファンになり、いよいよ植治の主舞台である京都へ。 まずは平安神宮。明治28年に平安京遷都1100年を記念して、桓武天皇を祀り創建された(現在は孝…

映画‘幻影師アイゼンハイム’

19世紀末ウィーン。驚くべき技量を持つ奇術師アイゼンハイムは人心を惑わすまでの人気を誇っていた。やがてその評判は皇太子とその腹心である警部にも届くことになる。彼を出し抜きたいと思う皇太子だが、アイゼンハイムには知られざる過去があった。 という…

新装版<新しい太陽の書> ジーン・ウルフ

さて新装版の<新しい太陽の書>1巻『拷問者の影』。 今回の新装版は装丁もさることながら5巻目の『新しい太陽のウールス』も出るのがポイント(ご存じの方も多いと思うが、編集者の要望で書かれたこの5巻目はシリーズの様々な謎を分かりやすく説明する役割…

いくらなんでも負けすぎだろ

CKBが今年も!

ニューアルバムを発表するそうです!いやあうれしいですまちどおしいです

『ノーストリリア』 コードウェイナー・スミス

先日久しぶりに読んだコードウェイナー・スミスが素晴らしかったので永らく積読していた『ノーストリリア』をようやく読んだ。さすがはSFのオールタイムベスト上位に常に選ばれる作品で、名作らしいまた実にSFらしい名作だ。 ひとりの少年が地球を買い取…

20000アクセス

昨日2万アクセスに到達いたしました。1万アクセスに1年半、それから7か月で2万になりました。ご覧になっている皆様のおかげでアクセス数が倍増でございます。内容は相も変わらず成り行きまかせ行き当たりばったりのままではありますが、今後もおヒマな時には…

春の鎌倉文学散歩

昨日の大雨から一転快晴となったので、散歩へ出かけた。今日は鎌倉文学館の企画展<田村隆一〜詩人の航海日誌〜>を見てきた。 全然関係ないけど散歩中に家の軒下のツバメの巣を発見。ひなも結構成長して大きい。 散歩するとつい寄ってしまう御霊神社。さす…