京都・神戸をゆく〜南禅寺・知恩院など編〜

さて京都では他に廻ったところもあるが、比較的余裕を持って見られた南禅寺知恩院の写真を。

1禅宗臨済宗南禅寺派大本山ということで広い広い。坂道も多くて結構頑張らないと廻れませんよ。こんな逆光の写真じゃなくて三門を撮っときゃよかった。











Photo その三門から見た景色。見晴らしはいいですが、中の階段は急なので高齢の方は無理をしない方がいいかも。












Photo_2 ローマ時代みたいな水路閣。伝統あるお寺の中にあるのがまた良い感じ。明治のころは重要な水路だったんだろうなあ。ネットで検索してみると、上は見られるみたいね。知らなかった。











Photo_3 さて方丈は国宝や重文が並ぶ。特に狩野派の襖絵は印象的で、特に狩野探幽の「水呑みの虎」など虎が可愛らしい。見知らぬ観光客が言っていたように、実際の虎なんて見たこともなく書いたんだろうなあ。不思議な雰囲気があるんだよね。写真は江戸時代小堀遠州の作庭といわれる方丈庭園。参拝の栞と少し木の形が違うんだよね。これが人工でありながら生物を配置している庭園の面白さなのかも知れない。







Photo_4 こちらは開山第一世大名国師無関普門禅師を奉祀する開山塔。ようは最も由緒がある寺院。枯山水と池のあるそれぞれ立派な庭が隣接している考えようによっては贅沢なつくりである。こちらが枯山水の本堂前庭(東庭)。











Photo_5 こちらが書院南庭。紅葉の時とか素晴らしいだろうなあ。この辺は旅行者だからなかなか時期は十分には選べないね。












Photo_6 こちらは金地院。創建されたのは室町時代ながら、その後江戸時代に祟伝が徳川家康に近侍して、寺の復興に成功したそうだ。というわけで東照宮がある。











Photo_7 これまた巧く撮れなかったが、鶴亀の庭園。右の方が鶴で左が亀。ここも小堀遠州の作らしい。
ところで入り口にずっと待ってる人たちがいて気になっていたのだが、特別公開の時間待ちだったようだ。うーん長谷川等伯のお猿さんはちょっとみてみたかったなあ。これまた事前準備と予備知識の足りない旅行者の悲しさ。









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正直疲れ気味だったがまだ行ったよ!最後は知恩院。浄土宗の総本山でこれまた立派。こちらは三門で国宝でございます。











Photo_8 御影堂(本堂)。裏に七不思議紹介のコーナーがある。残念ながら非公開のものが多いのだが、忘れ傘は気づいてない人も多そう(興味のある方は是非探してみて)。











Photo_9 一番高いところにある山亭庭園。見晴らしもいいし小さな庭園もなかなか渋い。












Photo_10 こちらの方丈庭園もきれいです。













Photo_11 最初つくりものかと思ったら動いたよ。鷺かな。













Photo_12 こちら二十五菩薩の庭。阿弥陀二十五菩薩来迎図を庭園で表現したという。うーん難解。












Photo_13 友禅苑。友禅染の始祖宮崎友禅翁ゆかりの庭園。さすが京都だね。写真は観音像。













Dscn1545 京都編の最後のシメはいつも楽しい洋書系情報を届けてくれるブログでお馴染みランダム・ウォーク寺町店さん!行ってきましたー。洒落た店内にジーン・ウルフなどマニアックなチョイスの洋書が並ぶ光景には感激しました!感激して買ったのはThomas M. Disch `The Dreams Our Stuff Is Made Of' (これが店頭にあるなんて!)と以前から買おうと考えていたAngela Carterの短編集。