2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

SFファン交流会J・G・バラード追悼企画のレポートが

予定が合わなくて行けなかった企画。詳しいレポートがspeculativejapanの方に載ったので歓喜。岡和田さん、有難うございます。いろいろ興味深いのだが、ジャック・ヴァンスを読んでいたのでは、という指摘は両者のファンとしてちょっと想像が膨らむ。『ミレ…

‘ガールフレンド’ クレイジーケンバンド

予約していたクレイジーケンバンドの2年ぶりのシングル、‘ガールフレンド’が到着。マキシシングルでライブでも既に体験した3曲が中心。いやーやっぱイイネ!ちょいと感想。・ガールフレンド 2年ぶりのシングルにしては若干地味?と最初は思ったが、じわじわ…

『名探偵 木更津悠也』 麻耶雄嵩

久々麻耶雄嵩。白幽霊が登場する場で、様々な殺人事件が起こる。それを名探偵・木更津悠也と助手役の香月実朝が解決する4編の連作ミステリ。「白幽霊」 白幽霊の出るという路地の近くにある、資産家の洋館で主が殺される。入り組んだ家族関係の中、いったい…

日食

日食の映像、全方位に夕焼けのような空の部分が出来ることや星が出るところはやっぱり感動したな。ダイヤモンドリングの時は、急に光が強くなるから撮影が難しそうだ。

セミの脱皮

子供と一緒にセミの脱皮を見た。こちらが小さい頃自然の少ないところに暮らしていたのでちゃんと見た記憶がなかったから、まず脱皮前のセミを見つけられるか不安だった。とりあえずまだセミが多くない今から準備しようと見張っていたら、早速昨日の夕方に遭…

おおこれはスゴい!

サウンドのつくりとか、オーディオとかに真剣に興味を持ったことがない音楽ファンなので、サウンド&レコーディングマガジンなんて立ち読みすらしたことなかったが(読者層はどういったあたりだろうか)。こちら(いつも楽しく読ませていただいてます)のリン…

『七回死んだ男』 西澤保彦

読む本が突然無くなると動揺をして我を失い発作まで起こす活字中毒者は後を絶たないようだが、その境地にはいまだ達していないものの、先日職場に読みかけの本を置き忘れて帰宅途中に読む本が無くなって困った(長距離通勤者なので)。幸いにも本屋が近くにあ…

「セカイ、蛮族、ぼく。」 伊藤計劃

伊藤計劃氏の逝去は単なるいちファンながら辛く、追悼特集のSFマガジンの感想もなかなか書けずにいた。フランケンシュタインの技術が全欧に普及した世界を描く未完の第四長編の冒頭部分、遺稿となってしまった「屍者の帝国」があまりに期待させる出来だった…

<幻想と怪奇> ポー生誕200周年 ミステリマガジン2009年8月号 

夏恒例ミステリマガジンの<幻想と怪奇>はポー特集。大昔SFしか読んでいなかった頃、ポーを読んでよく分からなかった記憶がある程度だが、NHKの特集番組「エドガー・アラン・ポー200年目の疑惑」をみたりして、ようやくながら興味がわいてきた。オマージュ…