ロック
殊能センセーの影響もあって最近ウォーレン・ジヴォンを聴いている。ウォーレン・ジヴォンの名を知ったのは、1987年アルバム‘Sentimental Hygine’が発売された時で、ハスキーでドスの効いた低い声でシニカルな歌を歌う強面なロッカーの顔の一方、Leave My Mo…
ふとしたきっかけで全世界100万人の替え歌芸人の頂点に立つ(?)Weird Al Yankovicを久しぶりに聴いたら、面白くてしばらくずっとハマっている。特にThe Beach Boysのパロディ‛Pancreas’(正確な医学情報に基づく膵臓讃歌)、まさかのFrank Zappaパロディで非常…
というわけでまだメタルばかり聴いている。 ふと鎌倉メタルというのはどうかと考えた。 衣装はもちろん鎧兜。出来れば変わり兜がよかろう。 鋲つき仕様になればなおよろしい。 ボーカルはこんな感じをイメージ。曲のタイトルは当然「落武者」とか「さらし首…
この頃になるとブログ主はHR/HMというジャンルからやや離れていくのだが、調べてみるとリアルタイムで聴いたアルバムも結構あった。まだ全米チャートとかで出てくる音楽とかは聴いていて、そこにHR/HM系がよく登場するくらい売れるようになっていたというこ…
この辺りはリアルタイムで聴いたものが多い。6.“Screaming for vengence” Judas Priest(1982年) 鋲つき革ジャンで腕振り上げてるいかにもアヤしい男がフロントマン(Rob)。このバンドもメタルのパブリックイメージを決定したなあ。閑話休題、友人にすすめられ…
現在でこそファンク・R&B最高!などといっておるが、フラストレーションを抱えた健全な中高生時代はもちろんハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)を聴きまくっていたブログ主である。まあ飽きっぽい性格なのでそのピークは1980年代前半で、3〜4年程度にとどま…
PINKのベストが出ているのをレコードコレクターズのインタビューで知り、慌てて購入。早く言ってよ〜。<誰にいってんだよ(笑) PINKという名前のミュージシャンはやたらといろいろいて紛らわしいのだが、このグループは1980年代に活躍した日本のロックグルー…
旅行に行って偶然変わった番組をみるのはちょっと楽しみだったりする。 ローカル番組とかローカルCM(川藤が車を腰につけて甲子園観戦を電車にするよう呼びかけるのはいかにもらしかったな)なんかはもちろんそういったものだけど、今回結構変だなと思ったのは…
80年代洋楽育ちだけど、その昔Hard&Heavy系だったのでメジャーでポップなものはあんまり行っていない(今から思うとポップなものも皆無ではないけど、メジャーなものを特に避けていた感はあるな)。時は流れて聴く音楽も変わる。グッとR&B寄りにシフトした現在…
at 武道館(レガシー・エディション) [DVD]SMJ(SME)(D)発売日:2008-11-26ブクログでレビューを見る»youtubeで武道館ライヴの結構きれいなものがあって、やっぱり欲しくなり中古をamazonで購入。熱心に聴き始めた中坊の頃トム・ピーターソンが既に脱退し低迷…
最近フランク・ザッパばかり聴いている。ザッパはいろんな側面で規格外のスケールを持ったミュージシャンなので、どこを楽しんでいるのかという話だけで一人のぬるい音楽ファンの手には余ってしまう。そこで個人的に局所的に触れると、声をいじることが好き…
たまたま近い期間にビルボードライブ東京に行きたいアーティストが2つ登場。1/19ロス・ロボスと1/22ジョージ・クリントン&Parliament/Funkadelicを観てきた。 ビルボードライブ東京はなかなか独特な会場で、いわば高級なライブハウス。アーティストかぶりつ…
メロトロン・レジェンド~チェンバリンとメロトロンの数奇な物語~[DVD]ディアナ・ディルワースアップリンク発売日:2010-12-03ブクログでレビューを見る»プログレや楽器には疎いが、「昔使われた最新楽器」というレトロフューチャー的な機械っぽい匂いがする…
中高時代はメタル軍団の一員だったので、モーターヘッドのレミーの映画となれば観に行かねばなるまい。 土曜日午後2時の回だったが小さい劇場ながらほぼ満席。さすがの人気である。 この映画はモーターヘッドのリーダー、レミー・キルミスターのドキュメント…
先日やっていたロック特番。5日連続だったが、元々観るつもりが無かったので初日のスペシャルは全く観ておらず第1夜と2夜も一部だけ。結構貴重な映像が多かったし、何せCharと野村義男の実演つきの親切な解説が良かったので途中からちゃんと観ることに。いや…
NHK-BSでやっていたミュージカルを録画して観た。 全く予備知識がなかったが、DVDも出ているようだからきっと有名なものなのだろう。どうやらLeiber And Stollerというのが50〜60年代の有名なソングライターチームで、その名曲をやるというミュージカルなん…
This site is written in Japanese only.Sorry for Dylan freaks don't understand japanese. 3月25日にボブ・ディランの日本公演に行ってきた。 熱心なファンではなく、ボブ・ディランのことをちゃんと聴くようになったのはどのくらいになるかな。『Time Ou…
Twitterネタの整理。ちょっと日本語タイトルがかっこ悪いけどなかなか面白かった。BBC製作の原題はSven Ages of Rockで、元々は全七回だったらしい。リクエストによる再放送分は第1回ロックの誕生、第3回パンク・ロック、第4回へビーメタル。毎回そのジャン…
もう何日か経ってしまったが、柳下毅一郎さんがイベントでDJをした時のソング・リストが映画評論家緊張日記にのっていた。さすがにマニアックな選曲で、さらに「ラジオ・スターの悲劇」もバラードにインスパイアされた曲であることなど非常に勉強になった。…
SFマガジン9月号で、ロックなどで有名な音楽評論家萩原健太がミステリ・マガジン編集部にいたことや中島梓バンドのメンバーだったことを知る(難波弘之の追悼文)。へー。(ちなみに栗本薫はあまり読んでいません。そのうちミステリの方は読んでみようかな。) …
サウンドのつくりとか、オーディオとかに真剣に興味を持ったことがない音楽ファンなので、サウンド&レコーディングマガジンなんて立ち読みすらしたことなかったが(読者層はどういったあたりだろうか)。こちら(いつも楽しく読ませていただいてます)のリン…
ジョン・エントウィッスルが好き、といってThe Who本体がどうでもいいということはないわけで、行って参りましたよ来日公演。 メジャーな曲を中心に、最新の‘Endress Wire’からの曲を織り交ぜ、時折組曲っぽいつなぎあり、といった構成。ここ5年くらいで本格…
これは面白い!70〜80年代のロックを10代の頃聴いていたさあのうずのような人間にとって、本書はめったにないプレゼントのような本である。ノッサン本当にありがとう!同世代ネタが多く、クレイジーケンバンドのファンや1960年代生まれあたりのロックファン…
わが青春の(ああなんと恥ずかしい響き!)SF映画は‘ブレードランナー’であった様に、わが青春のロック・バンドはチープ・トリックであった。毎号、ロックやソウルなどで特定のバンドやジャンルなどに焦点を当てて特集を組むスタイルのレコード・コレクターズ…
ちまたにエド・はるみの芸名が江戸アケミから来ているという噂があるが、さすがに違和感があるなあこれ。 とりあえずじゃがたらと江戸アケミについてはこちら
元レピッシュの上田現が亡くなったそうだ。正直よく知らないのだが、レピッシュのライブを観たことがある。フィッシュボーンが好きだったので、来日公演に行ったら、前座がレピッシュだったのだ。名前も音も初めてだった。フィッシュボーンに似た元気のよい…
行ってきました。あまりにポリスらしいポリスであった。 ドームのコンサートなんて10数年ぶりかしらん、と会場に向かい、アリーナ席位置の分かりにくさに困惑しながらも前座のFictionplaneの演奏中に到着。3人編成でレゲエ風味のロック、って演奏しっかりし…
1980年代前半で最も先鋭的かつポピュラリティを獲得できたのはポリスに他ならない。時代のうねりと音楽の変革が共振していた60〜70年代という稀有な時代を共有できなかった80年代ロック世代にとってはそうした渇望感を埋めてくれる唯一の希望の星がポリスだ…
これまた久々のジョン・エントウィッスルネタである。レンタル屋で置いてあったんで思わず借りた。 本編自体は正直なところ地味な内容である。子ども時代、ザ・フーの結成、独特の演奏スタイルの確立、キース・ムーンとの交際、ロジャー・ダルトリーとの確執…
ケーブルテレビに入っていて、適当に番組を観ることが多いのだが、チャンネルNECOでGSジャガーズのアイドル映画『進め!ジャガーズ 敵前上陸』を偶然目にすることになった。いやこれはかなりの珍作(1968年)。 ジャガーズのことはよく知らない。‘君に会いた…