2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『ディスコ探偵水曜日』 舞城王太郎

ミステリチャンネルの‘闘うベストテン2008’をみた、ということで『ディスコ探偵水曜日』に触れたので、いったいどんな作品かなーと思って手に取ったが運のつき。『煙か土か食い物』しか読んでいない自分には相当な難物であった。しかし何はともあれとんでも…

お!これは!

こちらを拝見してたら(いつも楽しく読まさせていただいてます)、『歌の翼に』の再刊が国書刊行会2009年のラインナップに登場! ちょっと安心。予定通りの刊行を祈る。 その後、消えた!え!何!?(茫然)(1/28追記) うわ!復活した!(一喜一憂)

『虚構機関』 年刊日本SF傑作選

筒井康隆による『日本SFベスト集成』で育った世代としては、嬉しい本の登場である。SF以外のものや漫画などが入っていたのが『ベスト集成』の特徴だったし、その辺の切り口が刺激だったので、その路線を踏襲するというのは大歓迎。しかも創元文庫からという…

『あなたまかせのお話』 レーモン・クノー

元々この人のことは知らなかったし、もちろん実験文学グループ<ウリポ>の名も耳にしたことはなかった。何はともあれ『異色作家短篇集 エソルド座の怪人』収録の「トロイの木馬」のシュールなような放り投げられた冗談のようなすっとぼけた雰囲気があまりに…

恒例だから

リンクしときましょう。メッタ斬り芥川賞・直木賞予想。さてどうなりますか。 ちなみに年が明けてからミステリチャンネルの‘闘うベスト10 2008’をみたんだけど、やっぱり面白かった。ドサクサにまぎれて『ディスコ探偵水曜日』が1位になっちゃう国内編が特に…

遅ればせ初詣2009

人出が多いのは苦手なので、遅ればせながらの初詣。 鶴岡八幡宮。さすがに正月よりごった返してなくて助かった。ただ、明日は3連休の中日だから人は少し増えるかもしれない。おみくじは小吉。まあ良しとするか。帰りに、駅東口の島森書店に立ち寄るとなんと…

『スローターハウス5』 カート・ヴォネガット・ジュニア

「大量殺戮を語る理性的な言葉など何ひとつない」 前書きにあたる第一章での著者の言葉である。1945年2月に行われた連合軍によるドレスデンへの空爆の犠牲者は3万とも15万ともいわれる。その体験を何とか書きたいと思っていた作者だが、結局23年もかかる。そ…

『デューン 砂の惑星』 フランク・ハーバート

長尺のシリーズである。休みを利用してとりあえず「砂の惑星」?〜?を読んだ。 舞台は全体が砂に覆われた死の惑星アラキス。しかしその一方で老人病に効くメランジという香料の宝庫でもある。また砂漠には時に四百メートル以上にもなるというシャイ・フルドと…

年末年始の写真

性懲りも無く手ぶれ写真で。 小さくて失礼。メジロ。緑色が鮮やかでかわいい。 今年の年末年始は天気が良かった。大島だと思うけどくっきり見えた。 で、やっぱりお約束の富士山。今日の夕焼け。明日から仕事初めの人も多いだろう(同じく)。まあぼちぼち、と…

2k9 あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。 えー特別抱負といったものはないのでありますが、今年も読書感想などである程度定期的に更新をしていきたいと思っておりますー。 何はともあれ、よろしくお願い申し上げます。