2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『アッチェレランド』 チャールズ・ストロス

新しい海外SFも日本SFに輪をかけて読んでいない(海外もので読んでいるのは基本古いものばかりだ)。でもチャールズ・ストロスはSFマガジンの中編を読んだ記憶があるし、コミカルな部分は興味をひかれる存在だ。で、評判がよいので流行りものに弱い当ブログ主…

WBC優勝

村田の負傷でだいぶへこんでしまったが、優勝できたのはよかった。決勝戦では内川も目立っていたし。WBCに今回注目ししていたのは、横浜の選手は優勝がかかるというような大一番をなかなか経験できないから、こういう機会に少しでも参加してほしくなってしま…

訃報

伊藤計劃さんが亡くなった。重い病気であることはご本人のHP上にも日常のこととして表れていたから(ほんの数時間の面識ではあったけれども)心配には思っていた。書いても詮ないことながら若過ぎることにどうしようもない喪失感を感じる。ふと、誰かが「冥…

『魚舟・獣舟』 上田早夕里

うおぶね・けものぶね、と読むらしい。日本SF作家の新人賞として小松左京賞と日本SF新人賞があって、いずれも順調に回を重ねているけど、実は受賞作家の作品をあんまり読んでいない(特に後者)。元々日本SFは子供の頃から親しんできたので興味はあるのだが、…

カレンダーメイカー

なんたらメイカーは皆さんも随分やったことだろうと思う。カレンダーメイカーというのがあることを知った(前からあるのかもしれない)。こんなのが出た。 何というか・・・えーとSFファンだからこれでいいのか<おいおい変に納得させられてしまう結果であった

WBC準決勝進出

今日も結果しか知らないんだけど、よかったなあ。村田は活躍できなかったみたいだけど、まあ勝ったからOK。これであんまりいろいろなことを考えずに世界の強豪と戦えるのがいいよね。この21世紀に20勝(21勝か)を挙げた岩隈の底力を思い知らされた。杉内も安…

ディッシュ&ベイリー特集

そうそう。もうすぐ出るSFマガジン5月号(3月25日発売)はディッシュ&ベイリー特集だ!二人まとめずに、それぞれで十分な分量の特集を組んでもらいたかった気もするが。いやいやこの際気を鎮めて待つことにしよう。皆さんもお買い逃しなく!

WBC、再び韓国に敗戦

ネットで結果をみただけなんだけどエラーに押し出しに(退場に)と典型的な負けパターンに陥っていたようだね。村田も内川もぱっとしなかったみたいだしなあ。勝負はともかく、世界大会というのだから、韓国・キューバ以外の強豪国との熱戦もみてみたいんだが…

WBC、キューバ戦勝利

みられなかったけど村田も内川もいいところで打ったみたいだね。まあどんな流れでもいいから準決勝まではいって欲しいなあ。

『猫を抱いて象と泳ぐ』 小川洋子

寡黙な少年は、使われなくなったバスで生活する<マスター>から教わったチェスに魅せられるようになる。やがて優れたチェス・プレイヤーに成長した少年だが盤の下にもぐりこまないと実力を発揮できないスタイルのため、チェス倶楽部の正式な会員になること…

『モーフィー時計の午前零時』 チェス小説アンソロジー 若島正編

チェスなんてやったことないけれど、若島アンソロジーなら即買いだ。で、いうもでもなく大満足の面白本だった。まあチェスファンならさらに何倍も楽しめるのだろうけど。(○が特に楽しめたもの、エッセイは感想のみ、ダンセイニのチェス・プロブレムはさすが…

WBC2次ラウンド進出

WBC気にはなるが、最大の関心事は村田と内川が活躍するかどうかでありまして。いやー今日は良かった。内川タイムリーで村田は4番でホームラン。 やったというより安心したという感じ(この辺の親心のような変なファン心理は弱小球団のファンならお分かりいた…

『エンジン・サマー』 ジョン・クロウリー

機械文明が崩壊したはるか未来の地球。はっきりとした歴史が記されていない中、人々は過去の文明が残していった事物を元に新たに独自の文化を形成していた。思春期を迎えた主人公の少年<しゃべる灯心草>は魅惑的な少女<ワンス・ア・デイ>に思いを寄せ、…