2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』 ジュノ・ディアス

オスカー・ワオの短く凄まじい人生 (新潮クレスト・ブックス)ジュノ ディアス新潮社発売日:2011-02ブクログでレビューを見る» 主人公オスカー、年齢=彼女いない暦のキモオタ。こじらせたオタクに怖れた母さん、彼を故郷のドミニカへ。なんとそれは‘フク’と…

『地を這う魚 ひでおの青春日記』 吾妻ひでお

地を這う魚 ひでおの青春日記 (角川文庫 あ 9-3)吾妻 ひでお角川書店(角川グループパブリッシング)発売日:2011-05-25ブクログでレビューを見る»『失踪日記』系統の自伝漫画。若い頃のアシスタント時代の話をこの人ならではのシュールなアレンジで描く。当然…

森本稀哲がホームラン

代わりのきかないムードメーカー森本稀哲のホームランで日本ハムに快勝。 欠場もあったし現在は低打率にあえいでいるけど、中止になった昨日も森本はヒットを打っていた。古巣相手にはりきっていたのが好感がもてる。数字以上のプラスアルファを感じさせる選…

『P-FUNK』 河地依子

P-FUNK河地 依子河出書房新社発売日:2011-04-22ブクログでレビューを見る»日本(ひょっとすると世界?)を代表するP-Funk研究家の決定的な一冊が登場。 P-Funkといえば膨大なメンバーの入れ替わりに活動期間の長さ、さらには多レーベルに及ぶレコーディングに…

「明日の神話」とChim↑Pom

渋谷駅にある岡本太郎の「明日の神話」に福島原発のような絵を加えて騒動を起こしたのはアート集団のChim↑Pomだった(関連の記事 http://alturl.com/bfvxo)。 当初はオリジナルの一部と勘違いされ、原発事故を予見したものかなんて話題になった。 撤去される…

『隻眼の少女』 麻耶雄嵩

隻眼の少女麻耶 雄嵩文藝春秋発売日:2010-09ブクログでレビューを見る» 独特な信仰が息づく栖刈(すがる)村で起こる殺人事件。解決を依頼されたのは巫女装束をまとった隻眼の美少女探偵御陵(みささぎ)みかげ。わけありで村を訪れ事件に巻き込まれた種田静馬…

今度は5連敗

さっそく苦手の交流戦に敗戦で5連敗。やっぱ連勝は奇跡だったのかねえ・・・

ドリームガールズ再び

‘ドリームガールズ’のサントラを買ったらはまるはまる。 2.Fake your way to the topのリハーサルからステージに向かう高揚感、4.Steppin' to the bad sideの昏い野心、10.And I am telling you I'm not goingの切なさなどなど映画のシーンががよみがえって…

まさかの5連勝

まさかの横浜5連勝である。 もちろん不安はある。あの明日なき継投のためである。江尻や加賀の当番回数が異常に多い。逆転打の多い攻撃陣含め、まるで「追い込みの時期でもないのに異様なテンションで頑張っている」人の様である。 しかし昨年まで信じがたい…

BS‘わが愛しのキャンディーズ’

キャンディーズについては熱心なファンや詳しい人が沢山いるはずなのでもうそろそろ終わりにしようと思っていたのだが、先日BSで‘わが愛しのキャンディーズ’をやっていたのでいちおう感想。 実は結構youtubeにアップされている映像が多かったのでそれほど驚…

『13時間前の未来』 リチャード・ドイッチ

13時間前の未来〈上〉 (新潮文庫)リチャード ドイッチ新潮社発売日:2011-02-26ブクログでレビューを見る» 愛する妻が殺され、しかも殺害の容疑者にされてしまった主人公が謎の男から奇妙な話を持ちかけられる。時間をさかのぼって1時間ずつ12時間までやり直…

横浜が阪神に3タテ

3タテを阪神に喰らわせたのですよ!逆じゃないよ! ちなみにtwitterでは 「3連勝は1年ぶり、同一カード3連勝は2年ぶり、対阪神3連勝は3年ぶり、本拠地同一カード3連勝は4年ぶり」 ということなんだけど、どんだけ普段弱いんだよ!

『華竜の宮』 上田早夕理

華竜の宮 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)上田 早夕里早川書房発売日:2010-10-22ブクログでレビューを見る» 大きな地殻変動により多くの陸地が水没した25世紀の地球。危機を乗り越えた人類は陸上民と海上民に分かれている。しかし魚舟と呼ばれる海洋…

SFセミナー2011

SFセミナーに今年も参加。今回は若島企画やラファティ企画などあったので夜も参加。 備忘録的にまとめ。○昼の部1.上田早夕理インタビュー 聞き手は小谷真理さん。『華竜の宮』は大体読了していたので話がよく分かった(間に合ってよかったー)。印象的だった発…