2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

SFセミナー2007

ゴールデンウィークはSFセミナー(昼の部だけだけど)。 ようやく森下一仁さんにご挨拶することが出来ました。これまで失礼を致しました。 他雑感。 1.「奇想天外」の時代 元奇想天外編集長の曽根忠穂さんへの高橋良平さんの代弁ぶりが印象的(笑)。奇想天…

斉藤隆の本

またまたいきなり野球の話題になるが、斉藤隆は以前から好きな選手である。 不思議な投手である。熱心なファンではないけれど、大学から投手になったという信じ難いスタートから、怪我の中で先発・抑えと姿を変えながら、いつのまにやらドジャースのクローザ…

波高し

今日は風が強くて波高し。雨は昼からあがったけど。

『棄ててきた女』 異色作家短篇集イギリス篇

アメリカ篇に比べると地味だなと思ったが、読んでいくうちに渋い味わいがこれまたなかなかに良く感じられるようになってきた。若島シェフの術中にはまったのかもしれない。あるいはオヤジ趣味がいよいよ強くなってきたのか(自分)。以下◎がおすすめ。「時間の…

リスとテントウムシ

昨日ほどの晴天ではないけど、今日も穏やか。 海風は少しひんやりする。 近所にリスがいました。三匹ほど。 ギーっというかな んというか意外と可愛くない鳴き声。 (追記:司馬遼太郎の「街道をゆく」によるとタイワンリスだそうだ。戦時中、江ノ島で飼われ…

嵐の夜が明けて

青空。 うっすらと富士山が見えました(中央)。

『時計館の殺人』 綾辻行人

引き続き新本格。 鎌倉の山に立つ時計マニアの館、時計館(百八もの時計コレクションで埋め尽くされているのだ!)。主人公江南孝明はその家で10年前に死んだ少女の交霊会の取材をしに行くのだが・・・。 奇妙な館、交霊会、密室連続殺人、孤島もの(交霊…

今日の海

今日は晴れていて、ヨットも多く出ていました。

『翼ある闇』 麻耶雄嵩

京都市郊外に聳える洋館蒼鴉城を舞台に、謎めいた今鏡家に起こる連続殺人事件。二転、三転する展開。果たして真犯人は!? これがデビュー作とは。いきなり相当無茶な話になってます(笑)。実はミステリ経験値が非常に低いのでツイストが続くと疲れちゃうんだけ…

『世界最終戦争の夢』 H・G・ウェルズ

さすがSFの開祖。アイディアそのものはその後の手本となったものが多いので、驚くようなものはあまりない一方、科学的アイディアと怪奇とサスペンスが渾然一体となって現代SFが生まれてくるスリリングな瞬間を垣間見るような面白さがある。その後洗練さ…