映画‘ファイナル・カット’

 CSでやっていた近未来SF映画

 脳に移植されたマイクロチップに人生の記憶が全ておさめられる未来社会。その記録を元に葬式時のメモリアル映像を編集する主人公には自身に忌まわしい記憶があった。

 大層地味な作品(笑)。滅茶苦茶ひどくはないけど、ふーんといった程度の内容。全ての人生の記憶を使って出来るのが葬式ビデオってのがなあ。他に使いようがないのかなあ。いずれにしてもミステリーゾーンとか世にも奇妙な物語とかの短編作品用のネタだな(実際短めだけどね)。映像を編集するシーンでの機械とかレトロ調で美術センスは悪くなかった、というのがいちおうほめられる点かな。