2006-06-16から1日間の記事一覧

『終着の浜辺』 J・G・バラード

好きな作家にバラードを入れた癖に、恥ずかしながら本書は初読。意外に(一部を除いて)古典的なSFや現代なら普通小説でも通るよう話が並ぶ。おそらくはバラードが先鋭的であったために40年後になって、アイディアや手法が当たり前に感じられるのだろう。「ゲ…