2007-06-26から1日間の記事一覧

『黒い時計の旅』 スティーヴ・エリクソン

Takemanさんのところで言及されていたので読んでみた。 ご指摘の通り、情念に満ちた物語である。何人かの主人公の視点で語られるが、メインは出生の秘密を知り、家族を惨殺して逃亡し、果てはナチ高官(誰なのかは明らかだが、最後まではっきりとは書かれてい…