2008-08-07から1日間の記事一覧

『八月の光』 フォークナー

今年の夏に読もうと決めていたのがこれ。貧困と差別の蔓延する昔のアメリカ南部(南北戦争のしばらく後くらい?)の濃密な空気の中、過去の因果が報い情念がどろどろ流れ出すような世界を描くこの小説はちょうどこの時期に合っている感じだ。 ふらりとアラバマ…