昨日買ったCD

 リアルショップに出かけて昨日買ったCD。
 まずはメイヴィス・ステイプルズの新作。68歳だけど衰え知らず!相変わらず迫力の歌声である。ライ・クーダープロデュースということで、バックの方も必要以上に華美ではなく多彩な音作りになっている。ゴスペルシンガーでありながらザ・バンドの‘The Weight’での名唱でオールドロックファンに知られ、80年代末から90年代初頭にはプリンスとのコラボレーションに取り組んだ冒険心はいまだ健在。やっぱ頼りになる!感のある人なのだ。

 
 
 もう一方は一時ちょっとだけ聴いていたジョニー“ギター”ワトソン。こちらはブルーズギタリストなのに、あふれるほどのファンク風味で、ノリノリサウンドを演奏し続けていた人。1978年作のようだが、remasterとして昨年発売されていた様子。超安売りしていたのと、宇宙テイストあふれるジャケットに惹かれて購入。そういえば横浜のライブ中に亡くなったなんて話もあったなあ。フランク・ザッパのアルバムにも参加してたりしたっけ。内容は明朗快活なファンキーサウンドで、独特の残響の少ないギターが炸裂するといった内容で、そうそうこんな感じだったと大満足。いわゆるブラックミュージックでメロウではない、といった表現で十分なぐらいでそれ以上のジャンル分けはほとんど意味がないと思った。めちゃくちゃP-funkに近い瞬間だってあるし。とにかくどちらもなかなか良かった。