法月先生!

 catalyさんのところで驚くべき情報を目にして、野性時代 第54号を購入(私的には大判で平井和正が載ってた頃以来か。四半世紀ぶり?)。さっそく法月綸太郎先生の「ノックス・マシン」を読む。
 いやー直球のSFではないですか。近未来が舞台なんだけど、小説を解析する機械が出たりして、否が応でもスラデック座談会を思い出させる。ご指摘通りオチはまあこう落ち着くところにという感じなんだけど、ミステリ史も取り込んでなかなかの怪傑作であります。それにしてもびっくり。