ベラスケスを観る

 国立新美術館‘THE ハプスブルク’
 美術展、ベラスケスがあれば極力観に行くようにしている(遠征まではしない似非ファンだが)。
 初めて行ったが、地下鉄六本木の駅から少し歩く。昔は何があった場所なんだろうか。月並みな感想ですが、混んでたなあ。12/14終了で今日は土曜日だから仕方がないよね。イタリア、オランダ、スペインの有名画家に、ハプスブルク家肖像画、豪華な工芸品、浮世絵もあって盛り沢山。ただ人が多いだけで疲れてしまう根性無しで・・・。
 それでも自分ランキングでは、やはりベラスケスがナンバー1と再確認。ホント好きなんですよ。特に宗教色のない肖像画が観易くてよい。素人なりにいうと、写実的なんだけど衣装とかは描きこまれ過ぎてなくてバランスがいい感じなんです。その後の印象派にもリスペクトされたらしく、要は手法が先駆的だったんでしょう。心の中では<エース>って呼んでます(どこのエースかって言われると困るんだけど)。

 あとジョルジョーネの‘矢を持った少年’少し太ってなくない?ブッリーニ‘オルフェウスとエウリュディケ’の端にケルベロスが出ていておお!とか。