ミュージカル『モンティ・パイソンのスパマロット』

 普段ほとんど舞台など観に行かないのだが、モンティ・パイソンを日本人がやるユニークな企画なのでちょっと足を運んでみた。なかなか面白かった。(少々ネタバレ)
 熱心なモンティ・パイソンファンというわけでもなく原典らしい映画「ホーリー・グレイル」(「ライフ・オブ・ブライアン」)も観た記憶があるがあまり覚えていないおらず舞台にも疎いので細かい比較等はちょっと出来ない。まあコメディだから明らかに日本オリジナルと思われる部分はあるけど、ところどころにモンティ・パイソンらしいテイストは出ていたのではないだろか。ヒロインが歌うクドい楽屋落ち的なバラード、しつこい掛け合いのパートなどがオリジナルの方でどうだったのか気にはなるところだ。あとパッツィのような完全なツッコミ役みたいなタイプの登場人物はいたのかなど。オリジナルを観てみたくなるねえ。でもみんないいノリでやっている感じは伝わってきて、日本流モンティ・パイソンとして楽しめた。
 多少訳が違うような気もするけど‘Always look on the bright side of love’がメインテーマなのは嬉しい。殺人ウサギもよかったなあ!というわけで一曲。
http://youtu.be/WlBiLNN1NhQ
 そんなこんなでモンティ・パイソンのDVDボックスをえいやあとポチってしまいましたとさ。うーんのせられてるなあ。

 全然関係ないけど事前に予習として(笑)アーサー王についての「中世騎士物語」を読んでいたのだが、モンテ・パイソンで神様の足や手が出てくるまんまのシーンがあってちょっとびっくり。あれはアーサー王物語の原典に忠実なわけです(笑)。