シェウン・クティ ライブ@渋谷クラブクアトロ

 11月20日東京では1回だけのライブに行ってきた。ここ数年フェラ・クティのアフロビートにはまっていて、息子のシェウンが直系の音楽をやっているという噂を耳にして以前から気になっていた。今回単独公演が東京大阪で行われると知り参戦を決めた。もちろんアフロビートは初体験。事前にCDを聴いて、おおまさにアフロ・ビートじゃあと期待してライブに臨みその期待は全く裏切られなかった。詳細はこちらのプロの方のブログに。あとは個人的雑感。
 メンバーの演奏やコーラス2人女性の躍動感あふれるセクシーなダンスに魅了される中最後に現れた真打ちシェウンの第一印象は「デカい!」。いやーメンバーの誰より大きくたくましいんではないか。PAの調子のせいか冒頭やや不機嫌に指示を飛ばす姿、次第にのってきて繰り広げられる歌・アジテーションの力強さ、サックスのぶっとさ、ダンスのカッコよさ、さらに時おりのぞかせるユーモアと人懐っこい笑顔に何とも言えない愛嬌。おそらくお父さんもそうだったのだろうが、強い吸引力を感じる人だった。まだまだ若いし今後も大いに期待される。
 それにしても最初にZombieをやるとはね。まずお父さんの曲をやってしまってからその後自分の曲でずっと押していくのもいい方法かもしれないな。シェケレ(っていう名前なのを後から知ったけど)を演奏するオジさんがよかったなー。上記のブログによると大ベテランでオコン・イヤンバさんというらしいが、なんかとぼけた顔して淡々と入ってきて一見つまんなそうにしているみたいなんだけど後半グングンのってきて体も動いてくるんだよな。そしてちょっと細い眼もだんだん開いてくんだよ!すげえ味があったなあ。                 また来て欲しいぞ〜。