円覚寺、東慶寺

　今日は北鎌倉へ。駅すぐそばの円覚寺。鎌倉五山の第二位ということで大きい。

立派な山門。


























上は国宝の洪鐘(おおかね)。そこは結構急な階段を昇るので見晴らしもよい。方丈では夏期講座が行われ、さまざまな講師を招いている様子。

　その後に東慶寺にも行く(写真撮り忘れた)。いわゆる駆け込み寺だったらしい。文学者の碑や墓も多い。松ヶ岡宝蔵に宝物が収められていた。興味深かったのは葡萄蒔絵螺鈿聖餅箱。伝統的和風容器にイエズス会の標章が入っているのである。また寺の性質上、離縁関係の貴重な書類や川柳が残っているのも面白い。あと大正時代の住職、禅忠の画が最高。幽霊やら骸骨やら一つ目小僧らがならんで座禅を組んでいるが、みな可愛らしいのである。