海辺の自然観察会

 今日はこどもと稲村ガ崎の自然観察会に参加。国立科学博物館の先生と一緒に海藻でおしば標本をつくるというもの(花ではないのでおし花にはならないのだ)。ちなみに国立科学博物館各所で様々なイベントをやっているようだ。朝10時に江ノ電稲村ヶ崎駅に集合し、人数がそろうのを待って、浜辺へ。

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 観察会の雰囲気はこんな感じ。
 ちょっと新田義貞に関する史事やちなんだ歌についてのお話があった後、さっそく用意してもらったトレイに海藻を集める。引き潮なので色々な海藻が採取できるが、どうやら干からびたものや立体的に盛り上がり過ぎているものはおしば標本をつくりにくいらしい。さて、その後準備してある清水で海藻を洗い、はがき大の紙に載せて形を整える。

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 こんな風に面白い形にしてもいいらしい。魔女らしい。おお。<変なところで反応が大きいタイプ
 さらに切ったりして形を整えてもいいし、ある程度の形をつくっておいて、出来た標本に絵を加えるようなパターンの作品も見せてもらった。なるほどねえ。実際には段ボール・吸水紙点さらし布を重ねて、さらに重い石をのせて扇風機で乾燥させるらしい。今回は段ボールに載せたところで、あとは出来たらそれぞれに送ってくれるそうだ。うまく出来ると良いなあ。海藻の話も興味深い。海藻には緑藻・紅藻・褐藻の三種類ある。字の通り緑・赤・茶色である。例えばアオサやミルは緑藻、ユカリは紅藻、ワカメは褐藻といった具合。緑藻は地上の植物の仲間で、海から上がってきたものとされている。ということは一億年もすると、地上の植物が赤くなったり茶色くなったりするかも、ということであった。
おおそれはすごい。<こうゆうネタにもすぐ反応 
 
 途中昼食をはさんで午後1時に終了。こどもたちのスイカ割りもあったり、ちょっと日差しが強かったがなかなか楽しいイベントで、こどもも楽しんだ様子。