今日は江ノ島

 夏は人が多いし、紅葉の人出も大変だし。
 というわけで、こんな時期に江ノ島へ行ってきた。

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  江ノ島神社の入り口へ向かう道は坂道で、昔ながらの観光地といった趣き。ちょっと千と千尋風?




















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  辺津宮中津宮、奥津宮を総称して江ノ島神社ということらしい。これが入り口。
 ちなみに奥津宮の神門の天井には酒井抱一原画の八方睨みの亀が描かれている。また奥津宮の、源頼朝奥州藤原氏討伐祈願のため寄進したという鳥居は数年前の台風で修復をしているらしい。
















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 外から見た江ノ島展望灯台



















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  今日は天気がよく、展望灯台からの眺めは最高。逆光の中に漁船が浮かんでいる姿が美しかった。










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  こちらは江ノ島東浜海水浴場の方。
あと、この展望灯台は植物園と一緒になっており、写真には撮らなかったが、明治時代のアイルランド人貿易商サムエル・コッキングの私財で造られた大庭園の跡、サムエル・コッキング苑もある。それから、ちょっと見逃しそうなくらい地味な郷土資料館には、昔の落下傘訓練用のタワーだったといわれる旧展望台の模型や、昔の江ノ島近辺の貴重な写真もある。









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  江ノ島が二つに分かれる場所として名前がついたという「山ふたつ」。















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  稚児が淵を通って岩屋の辺りから海を見た。ちなみに稚児が淵は、悲恋から稚児白菊が身を投げたという場所で、ネットで調べたら『桜姫東文章(さくらひめあずまぶんしょう)』という歌舞伎の演目にも出てくるエピソードでもあるようだ。稚児の悲恋ということはアレ関係ですね。







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  上手く撮れなかったが、行きには気づかなかった、4面に36匹の猿が浮き彫りされた群猿奉賽像庚申塔
 他、道中に多くの句碑もあった。















 
 


  例のごとくまわり方が行き当たりばったりで、写真の順番が分かりにくいかもしれず以下に整理。
実際にまわった順番は、写真を撮った場所では、江ノ島神社の入り口→展望灯台→奥津宮→稚児が淵・岩屋→群猿奉賽像庚申塔中津宮辺津宮

 全体にカラフルで親しみやすい雰囲気で、鎌倉との違いが感じられた。

 意外と歩く距離が長く、階段の多さもあり少し疲れた。