徳島と鳴門

 所用を兼ねて徳島に行ってきた。

Photo 駅前の様子。中央分離帯の樹が南洋系でいい感じ。













Photo_2 瀬戸内寂聴先生の仏具店が!なるほど徳島。失礼ながらまだ一冊も読んだことがないんだけどね。お遍路さんをちらほら見かけるなど四国ならではですな。



















Photo_4 なかなか立派な阿波おどり会館眉山ロープウェイの入り口と一体化しているのであっさりキャプチャーされてしまった。上手いつくりね。中では一年中阿波おどりの実演が見られますー。合い間にいろいろ解説をしてくれるのだが、ローカルな祭りの催しだった阿波おどり東京五輪大阪万博でメジャー化して、見せる要素が強まっていったそうだ。
















Photo_6 眉山山頂からの眺め。山頂にはポルトガルの軍人から作家になり、日本人の妻や子を亡くしながらも徳島に最期までとどまったモラエスの小さな記念館がある。モラエスこんな人らしい。そこでもらった小冊子を見ると彼を深く知るという新田次郎が「彼は孤愁(サウダーデ)の人だ。」と。おお!
サウダージ。ふいにCaetano VelosoCANÇÃO DE AMORが心に浮かび、しばしサウダージな気分に誘われながら山を後にしたのだった。<本当の意味はよく分かっていない











Photo_8 さて次に駅の反対側すぐ近くにある徳島中央公園に。とあるものを探していたのだが、なかなか見つからず・・・。












Photo_9 割と広い公園を一周してしまった。徳島市出身の海野十三の碑。公園の東側の花壇や池のある方でちょっと駅から遠い方にあります。ご注意を。探し疲れてややぐったりだったけど(まあはじめからちゃんと聞けば良いだけのことだな)、碑の上にちょうど黒猫が休んでいたので思わずニンマリ。いかにも怪奇幻想風味な演出と感じて(左の方、ちょっと分かりにくいなあ)。今回初めて著作を読んだのだが、なかなか面白かった。後日感想を書く予定。







Photo_10 翌日はうず潮を見に鳴門へ。徳島市からはバスでも行けるが、JR鳴門線に乗って鳴門駅に行った。これは車中から撮った吉野川。坂東太郎(利根川)、筑紫次郎(筑後川)に続いて四国三郎と呼ばれた暴れ川である。ご覧のように広い。










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 途中ちょっと変わった駅があった。池谷(いけのたに)駅は高徳線(徳島と西にある高松を結ぶ)と鳴門(徳島と北東にある鳴門を結ぶ)が分かれるところにある駅。徳島から見ると二又に線路が分かれるのでそれぞれにホームがあるので、ホームは二つ(おおY字路ですよ!)。Y字の又の部分に駅の建物(駅舎というらしい)がある。










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 鳴門と淡路島を結ぶ大鳴門橋。想像より大きかった。うず潮を見るにはこの大鳴門橋の下部に造られた遊歩道のガラス張りの床から見るという方法もあるが、今回は大型観潮船を使った。













Photo_15 ちょうど橋の下の辺りにうず潮が発生する。遊歩道の方が上からうずの形がよく見えるのかもしれないが、間近での迫力は船の方がいいだろう。












Photo_16Photo_18  当然下手なので上手く撮れないが、左のように全体がうねっているような感じもあって凄い。実は水平方向だけじゃなくて、うねりには右のように高低差も結構ある。まさに一見の価値あり。この後、西洋の古今の名画を驚異の精度で陶板上に複製した大塚美術館へ。なにはともあれえらく作品が多いのでご注意あれ。








Photo_19 最後に食べ物。阿波屋という店で徳島ラーメンを食べてた。スープ残り三分の一になったら徳島名産のすだちを入れるという趣向でー、    おいしかったです。<語彙が少なく、グルメレポートは無理な様子