久々に横浜をまわる

 6/23の土曜日、小学生の長男をお供に久しぶりに横浜をまわった。ゆっくり書く余裕がなく、写真もないのでいつにもまして備忘録的に。

横浜美術館、えらく久しぶりに行ったので周囲の風景が記憶と随分異なっていた(久しぶり過ぎる?)。
マックス・エルンストの展覧会。名前のみ知っていて初めてまとめて見たのだが、ジャンル・題材いろんなものを作ったのだなあと思った。
幾何学的なイメージの作品面白い。
・特に文字をモチーフにしたものは洗練されていて、現代の広告でもいけそうなカッコよさ。所蔵が富士ゼロックスだったりする。
・よしもとの水族館は小技が効いていて不覚にも笑ってしまう。
CKBの歌にも歌われた関帝廟をお参り。複数の神様が祀られているようだ。住所・氏名・生年月日を告げるしきたりなのがちょっとおかしい。
大佛次郎記念館、県立神奈川近代美術館もまわった。後者はプロレタリア文学中野重治展。転向による苦悩の歴史がテーマだが、転向にあたって一番厳しかったのは父親だったとか。そのことをテーマにした小説「村の家」で、父親は「運動のことはよく分からんが、どうしても作家なんかになりたいとかいってるから、命をかけてやると思ってたのに、おめおめと引き下がってきたのか。しかも作家もやめないときた。恥さらしが!」(意訳)みたいなことをいう。実際の父親はインテリだったようなのでたぶんちょっと違う感じなんだろうけど、昔の父親ってのは厳しかったんだねえ。